« このごろのこと | トップページ | 桂川潤さんのこと »

2021年7月 8日 (木)

このごろのこと


中国地区の豪雨が気にかかり、災害情報がないかNHKをつけました。
と、ちょうど緊急事態宣言に対する総理会見が始まるところでした。
オリンピックの開催は「未来を担う子どもたちに夢や希望をあたえる」という長いあいさつもふくめ、40分ほど観てしまいましたが、時間の無駄でした。


記者の質問によって明らかになることが、一つとしてないのです。
まずスガさんが、質問にまともにこたえない(こたえられない)。記者は再質問をしない。どの記者が出てきてもおなじです。
そもそも、準備している質問そのものが、政府が言わないこと、言えないことに切り込んでいません。スガさんが告知したいことを、記者が推し量っているとしか思えない質問がとても多い。政局のことなんかいいんだよ。


このコロナ対策やオリンピック開催にまつわる混乱で明らかになったことのひとつが、役に立たない日本のマスメディアの本質。彼らは、権力の補完勢力であることにまるで自覚がない。まさに存在意義を問われるその厳しい現実に、たぶんメディア人は危機感を感じていない。
観ていてことさら嫌だなと思ったのは、毅然としたところがない質問の態度です。


もし、メディアに興味のある若い学生さんなどに質問されたならば、わたしは、記者会見を観る時間があったら、野党の国会質問を観る時間をつくったほうがいいですよ、とすすめるでしょう。真剣さ、質問の技術、準備している情報のどれをとっても、共産党の議員の方が数段上です。勉強できること、考える材料は、政治部の記者さんよりもたくさんもらえます。
でももっと見てほしい大事なことは、言論の府で顔をさらして、真剣勝負するする姿です(たたずまいだよね)。

|

« このごろのこと | トップページ | 桂川潤さんのこと »

茶飯ごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« このごろのこと | トップページ | 桂川潤さんのこと »